おそらくあなたは、代行と代理なんて言葉も似てるし、どうせ意味も同じか、多少違う程度だと思っているのではないでしょうか?

実は法律上、代行と代理は全く違う意味で用いられています。

では、一体どう違っているのかをご紹介したいと思います。

代行とは「お使い」と同じ

代行とはいわゆる「お使い」と同じようなものです。

代行者は自分で意思決定することはできません。本人の意思決定に従わなければならないのです。「代行=本人の意思を伝達すること」です。

子供がお母さんに頼まれた「お使い」をするのと同じです。お買い物リストにないお菓子を買うことはできません。

代理=本人

代理とは本人のために代理人が意思決定をします。もちろん、全てにおいてではなく「一定の範囲内において」ということになります。その範囲を記したものが委任状です。

委任状を交わすことで、代理権を代理人に与えているのです。代理人は本人の了解なく自分で意思決定することができます。そして、その意思決定は本人がしたものと同一の扱いになります。

弁護士は法廷で自分の意思決定で弁護します。発言するたびにいちいち依頼人の承諾をもらっていません。なぜなら弁護士は依頼人の代理人だからです。

車庫証明も代理申請が便利!

車庫証明は「代行」ができますので、本人が窓口に行かずに他人が申請することが可能です。しかし、代行者ができることはあくまで「お使い」で書類の提出、受領だけます。ですから、もし書類に不備があった場合、代行者は訂正することができません(本人の印鑑があればOK)。

一方、「代理」は委任状を交わしておけば本人に代わって代理人が書類を作ることができます。しかも、代理人の印鑑があれば本人の印鑑すら必要ありません。自認書の作成も本人に代わってできるとされています。もし書類に不備があった時も、代理人の印鑑があれば当然その場で訂正が可能です。

ちなみに、車庫証明の代理を業務として行えるのは、行政書士と弁護士だけです。他のものが代理をして報酬を受け取ると違法行為になりますのでご注意ください。

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